T-squarEについてティースクエア

1. 「金メダル以外は同じです」
2. これは、19歳の時に初めて出場した北京五輪(2008)で、銅メダル獲得を決めた直後に答えた言葉です。
3. 1番強い証が欲しかった自分にとって、この結果は喜べるものではありませんでした。


4. それから8年後の2016年、
   金メダルを目指し挑んだリオデジャネイロ五輪で獲得したのは、再び銅メダルでした。
5. それでも、試合直後に口にしたのは「色々な経験をしてとったメダルだから大事にしたい」
6. 8年前は喜べなかった銅メダル。
7. しかしその後、ロンドン五輪の初戦敗退や手術による長期離脱、リハビリ仲間との出会い、
8. そしてライバルとの再戦...
9. そんな、自分を成長させてくれる「きっかけ」に溢れた8年間を想ったとき、その言葉が出ていました。


10. もし、私がこれらの「きっかけ」を素通りしてしまっていたら、
11. いかに自分が恵まれた環境にいるか
12. どれだけ多くの人に応援され支えられているか
13. そして、柔道がどれほど好きか...
14. 人として大切なことにも気づくことも、再び挑戦しようと思うこともなかったかもしれません。


15. 私たちに必要なのは、多くのきっかけに触れ、そこから気づきを得ることだと思います。
16. アスリートに限った話ではありません。
17. 誰でも、きっかけ1つで明日や未来が変わるかもしれない。
18. 私はこれまでの感謝を胸に、柔道やスポーツを通じて、きっかけに触れ合う場を提供し、
19. 皆さんの可能性を広げるお手伝いをしていきます。

T-squarEに込めた決意

1. ～3つの「T」～
2. 社名の頭文字、Tには3つの意味があります。
3. 「Trigger(トリガー)」=「きっかけ」
4. 「Turning Point(ターニングポイント)」=「転換期」
5. 1つのきっかけが転換期を生み、苦手を克服できたり、時にはその人の未来を大きく変えてしまったり…。
6. 振り返ると、私の人生にはたくさんの“きっかけ”と“転換期”が溢れていて、
7. 周囲に与えてもらったものも多く、そのすべてがあって今の私があります。
8. だからこそ、今度は自分が多くの方にその“きっかけ”を届け、転換期に繋がるような機会を生み出していきます。


9. 「Tradition(トラディション)」=「伝統」
10. 1882年に誕生し、140年以上の歴史をもつ柔道。


11. 基本理念である、
12. “柔道で鍛えた心と身体を世の中のためにいかす”
13. という意味の「精力善用」
14. “お互いに信頼し協力し合うことで、みんなで一緒に成長していこう”
15. という意味の「自他共栄」


16. この2つの言葉をはじめ、
17. 技術とともに引き継がれた柔道の精神は、
18. 日本が世界に誇る伝統です。


19. 約15年、日の丸を背負ってきた一人の柔道家として、国内外に向けて精神と技の伝承を担っていきます。


20. これら3つの「T」に触れられる、だれでも気軽に入ることが出来る「squarE(広場)」を目指します。


21. ～大文字の「E」～
22. 英語は、始まりの文字のほとんどが大文字です。
23. 社名の最後にある「e」が大文字の理由は、
24. T-squarEの活動に参加してそれで終わり！ではなく、「そこで“新たな始まり”となるきっかけを掴んでほしい」という願いを込めました。